七面大明神

七面大明神(しちめんだいみょうじん)は、七面天女とも呼ばれ、法華経を信仰する人を

御守護して下さる女神のことです。

言い伝えに因ると、かつて、お祖師っさんが身延のご草庵からほど近い石の上で、お説法

をなされていました。

すると、いつも若い女性が現れ、そのお説法を聴聞されるのです。

弟子達は、不審に思い、お祖師っさんに「お師匠さまこの女性はどなたでしょうか」と尋

ねたところ、お祖師っさんは「気になるのかな?。では、そこの娘よ、本当のお姿を見せ

てあげなさい」と仰ると、このお言葉を聞いた女性は、みるみると龍の姿となってみんな

の前に姿を表したのです.

「わたくしは七面山に住む七面天女です。これからの末法の時代に、法華経を修め広める

方々を末代まで守護し、その苦しみを除き心の安らぎと満足を与えてまいりしょう」と、

お誓いになるや否や、七面山の山頂の方へと天高く飛んで行きました。


と言うことで七面大明神は龍神様って事です。

俗説ですが安芸の宮島には平家納経(法華経)と言われるものが有るそうですね。

厳島神社の御神体は
宗像三女神です。

その内の市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)は弁財天(弁才天)と同一視

されてます。

弁財天は龍神様ですので市杵島姫命も又、龍神様って事です

宮島の法華経+龍神様の市杵島姫命は法華経+龍神様の七面天女と同じでは?

って事になりますよね〜。

現在、厳島神社で毎年日蓮宗の聲明師が法華経読誦や施餓鬼供養を続けているのは

この俗説のせいでしょうかね〜?

前頁に戻る