日榮山 妙 昌 寺
当山は京都立本寺を本山とし、お祖師っさんの教え「南無妙法蓮華経」をお伝えする寺院で 伊予西條藩一柳家・松平家の菩提寺。
寛永13年(1636)開基領主一柳丹後守直重公が家督を相続。 翌14年、御母堂と内室の菩提をとむらうため、予てより讃州妙朝寺より氷見蓮正寺に招いていた法性院日慧上人を迎えて開創。
御母堂・御内室の法謚をとって山寺号とす、と伝わる
のち一柳家は改易となり一時天領となるが紀州家御次男松平頼純公が赴任し、引き続き西条藩松平家の菩提寺となる。
殊に正徳元年に没した悲運の女性・自性院妙全日了大姉の逸話と開創の由来により密かに「女人成仏の寺」と称されてきた